こんにちは。
私たちセントメリースカウトは、1946年という戦後まもなく、カール・ライツ神父様が武蔵野の地で始めたボーイスカウト運動が出発点になっています。これはまだ、ボーイスカウト日本連盟が正式に発足する前のことです。
当団は、そのカール・ライツ神父様の生まれ故郷、ドイツのフェルバート、ネヴィゲスという小さな町のボーイスカウトと、約5年に1度の交換派遣プログラムを実施しています。今年は待ちに待った訪問年。ボーイ〜ローバースカウトで訪独隊を結成、本日早朝に出発しました。
お土産として手作りの暖簾を持っていくことにしました。欧米各国で空前の漢字ブームの中、あえてチョイスした平仮名の奥ゆかしさ、うまく伝わるといいね...!!
先ほど経由地のウィーンへ無事到着。ここからデュッセルドルフへ。5年振りの再会を待っている家族もいます。フェルバートはもうすぐです。
日付は変わって2015年7月28日。いよいよ本日から第23回世界スカウトジャンボリー（23WSJ）が始まります！
www.23wsj.jp
武蔵野第1団が所属する東京連盟・南武蔵野地区からは、日本派遣団312隊が結成されました。当団からも3名のスカウトが参加、暑さに負けずに、世界中の仲間たちと最高の体験を共有してきます！
先ほど、夜行バスで山口県きらら浜に向けて出発しました。312隊の出発式の様子です。
気をつけて行ってらっしゃい！
...忘れちゃいけません、312隊の隊長もセントメリースカウトです！ よろしくお願いします。あっ遂にドアが閉まっちゃいますね。行ってらっしゃい！
Hola! 武蔵野第1団ベンチャー隊です。
今年は4年に1度、さらに今年は日本での世界ジャンボリー開催。
7/28から8/8までの12日間、山口県きらら浜に、世界161の国と地域からスカウト約3万人が集まります。
そのジャンボリーに、南米チリ・サンティアゴから32人の派遣団がやってきました。僕らのカトリック吉祥寺教会と兄弟にあたる神学校の所属団ということで、東京に滞在する3泊4日を受け入れました。
早速、羽田空港に出迎えたベンチャー隊副長からLINEで報告あり、助けを求めるような一言。
「やばいです」
超高校生級のラテン系スカウト、東京に降り立つ。専用バスをチャーターして吉祥寺までの道程は終始歌いっぱなし。カルチャーショックに襲われて萎縮するベンチャースカウトたち。。。
1日目、着いて早々に渋谷に繰り出す。パトロール（グループ）毎に日本人スカウトがガイド役につき、ハチ公と記念撮影、いま世界で大人気のスクランブル交差点、食事は日本食: 回転寿司・味噌ラーメン・うどんにチャレンジ。
「なんでこんな街中に自転車があるのに誰も盗まないのか」
「なんで日本人は誰も電車の床に座らないんだ」
今まで当たり前だと思っていたことが当たり前じゃないと知る。
チリはスペイン語圏ということで、スカウトたちはお互いに第二外国語の英語で必死にコミュニケーション。全然OK、問題なし。友達になるなんて一瞬です。
2日目は、上野動物園。パンダ大人気。パンダパンダ連呼。
からのー、浅草寺 & 仲見世商店街。
浅草、何十年振りに行き再発見しましたが、素晴らしいです。眼に映るもの全てが斬新です。加えてまともに説明できない悔しさと、面白さ。おみくじは裏に英語で説明がありセーフ。あの、煙を自分から頭に浴びてるのは何ですか。コインを投げているのは何ですか。いくらでもいいんですか。羽子板って何に使うの。浴衣はいつもみんな着ているの？ 大わらじは神様のサンダル。
スカウトたちも一生懸命説明します。何年分の英語しゃべった？
からのー、最後に夕暮れのお台場へ。
3日目は、歓迎パーティを開きました。保護者の皆様や教会・スペイン語クラブの方々にもお手伝い頂き、おもてなし。
チリ側からは感謝の意を込めてお礼のソング。
それに日本からもソングでお返ししようと、キャンプファイアのソング「バナナ」の振り付けつきで紹介。すると。。。
チリから、「俺らのキャンプファイアソングも紹介するよ！」と。言葉は分からないけど簡単なメロディーと振り付け。そしてこの盛り上がり。
素晴らしいです。同じスカウト、テンション上がるところも同じ。
ジャンボリー参加組はきらら浜での再会を誓いました。ジャンボリー後も東京で待ってるぜ。梅雨明けて暑いけど気をつけて！彼らは次の目的地である名古屋へ。
Que le vaya bien! - いってらっしゃい！
カブ隊(2015年度から小学校3年生以上のお子様)を対象とした体験プログラムは、
情報がまとまり次第、当ホームページにてご案内いたします。
※見学や体験は、随時可能です。
追記：ボーイスカウトへの入団は、随時上記お問い合わせから募集しております。
